最近、日経の夕刊でコラムを連載している三浦豪太さんの記事の中で「脳を鍛えるには運動しかない」という本が紹介されていました。

脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方

毎日運動をさせている子と、そうでない子では、学力が大きく異なってくるという話です。もちろん運動している方が学力が高い状況になるという統計結果がでているとのこと。

サッカーは頭のスポーツであるということは言うまでもありません。
運動 → 学力up → 脳の機能向上 → 運動のパフォーマンスup・・・

という順番であるとすれば・・・

運動のさせ方が大事!?
責任がありますねwww

関連するかわかりませんが、この夏のエピソード。

わたしは見ませんでしたがNHKかなにかで
ボールタッチ中のネイマールの脳波を測るような番組があったとか。

ほとんど脳は使っていないそうです。
何を意味するか・・・

パソコンのCPUで例えるとわかりやすいかも。
古いパソコンとか使っていると、CPUがいっぱいいっぱいになってしまって、たとえばインターネット回線が光だったりすると情報がどんどん入ってくるので処理が追いつかない。

ゴロゴロ言っているばかりでフリーズ寸前・・・

こういう子いっぱいいますよねw

そう、ネイマールはCPUが優秀なんですね。
もっと正確な表現を探すとすると、たぶんcpuが複数あって(デュアルコア?とか)それぞれが優秀、みたいな。

ドリブルぐらいではリソースは使わずに、同時並行で次の動作や展開をイメージするとか、そんな感じでしょうか。

日本の育ちのよいお子さんたちはcpuのキャパが狭い感じがします。
(ただし、限界はないんです。使っていない部分が多いとか、開発されていないとか・・・)

ドリブルならドリブルを一生懸命こなす子はいますが、試合になると別物。

これが外から見て、視野が広がらない理由の一つかもしれません。

あ、もうひとつのこの夏のエピソード。

京都精華女子高校がインターハイ女子の全国で準優勝しました。

中高一貫ではあるようですが(長い期間、一貫した指導が可能)、グラウンド環境などには恵まれてはいないので、その意味ではよく出てきたよね、という感じでした。
(グラウンド練習は週に2,3日とかそんな感じ。あとは学校の玄関前とか・・・みたいです。)

でも試合前のアップなどにも象徴されていますが、リフティングしながら手を叩くとか、同時並行的なボールタッチをしっかりやっている印象でした。

ネイマールの話ではないですが「やってるな( ̄ー ̄)ニヤリ」みたいな。
グラウンド練習が限られているのなら、普段の準備として脳の開発に力を入れているってことですね。

なんてことを思っていたら・・・
上記の本と一緒に買われている、というAmazonさんのご紹介の書籍も気になりました。

脳のワーキングメモリを鍛える! ―情報を選ぶ・つなぐ・活用する

スポーツに使えるのかどうかはわかりませんが。
まあ少なくとも言えることはネイマールみたいな選手がたくさん出てくれば、世の中もっともっと楽しくなりそうだな・・・ということですね。