ヤクルト村上宗隆が止まらない!

 

 

すごいですね~

 

野球はぜんぜん見なくなって久しいですが、大谷くん、村上くん、山川穂高くんあたりの情報は自然と目につきますね。

 

村上宗隆くん、お父さんの指導なのか、子供の頃から家では素振りざんまい。

 

全力で振る、振る、振る。

 

高校時代からウエートトレーニングをやっていたとはいえ、いわゆる原始的な方法で土台をつくった。少年期から続ける素振りは、全力で振り抜くことを意識してきた。技術はもちろん、野球に必要な筋力も鍛えられた

 

 

サプリメントなどに頼らず、食べることで体を大きくした。高校時代に身長が7センチ伸び、体重は20キロも増えた。

 

子供の頃から全力で振り続けていれば、自分のスイングの調子が悪くなったり、スイングスピードが遅くなったりすれば、すぐに気がつきますね。

 

全力でやっているから、その時点で、それ以上でも以下でもない。

 

“今”に生きている。

“今が真剣勝負”。

 

夜とかグランド練習とか無い時には、ピッチャーとかグランドとか必要ない。

“素振りに生きる”。

 

こういうの、“神”というんでしょうね。

 

「あれ、全力で振れない!」と違和感があれば、すぐわかる。

初めて課題が出てくる。

 

技術的にどこが問題か?

筋肉はどこを強化しようか?

どこか柔軟性が落ちてるのでは?

 

ということになる。

 

このサイトでよく書いていることですが、筋トレなんかはあとづけでいい。

 

いまここで、重心を通じて地球とつながって、シンプルに物理法則に従って、摩擦係数とかを最大限利用し、バットという道具の性能を最大限引き出しつづける。

 

“いまここで生きる”

 

その先にしか見えてこないものがあるのだろう、と。

 

週刊ベースボール 2022年 10/03号